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第117回 新幼児教育講座  ( 夏講 )

保育の質とは?  そして それをあげるには…

 保育の質ってなんだろう?
 保育の量から質へと盛んに言われている。誰もが「そうだ!」と思っているはずだ。でも質の高い保育者って実際どんなものなんだろうか。今日のセミナーで明らかにしたい。
 皆さんの保育実践が こんなことに注意したい、こんな風にしたらどうか? そんな手助けになったらと考えている。
 多岐にわたる保育の質だが、保育者の側に立ったものにしていきたい。
実行委員長 小林研介
2025年8月6日(水)
開講式 ( カルチャー棟 小ホール )
9:30 ~   9:45  受 付
9:45 ~ 10:00    開講式 
全体会 カルチャー棟 小ホール )
10:00 ~ 11:00   基調講演
基調講演 『あなたが質の高い保育をするために』
研修俯瞰図番号:B1
「保育」はまかない仕事と呼ばれています。教科書の内容を教えるような小学校以降の学習とは違っていて、日曜大工や残り物をうまく組み合わせながら料理を作るような行為です。まずは自分が楽しいと感じることが大切です。ただ、プロとして稼ぐためには、現場に入ってから学びを深める必要があります。大きな努力も要求されます。それが私たちの責任です。
どうすれば質が上がるのか、考えてみましょう。
講 師 : 安 家  周 一  学校法人あけぼの学園
             社会福祉法人あけぼの事業福祉会 理事長
             (一財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 理事長

11:15 ~ 12:45  基調鼎談
基調鼎談 『あなたが質の高い保育をするために』
研修俯瞰図番号:E7
一人として同じ子どもはおらず、一つとして同じクラスはありません。学び続ける保育専門職の専門性の内実と、自負と誇りをもちながらいかにその専門性の維持・向上をはかるのかについて、共に考える機会にしたいと思います。
講 師 : 安 家  周 一  学校法人あけぼの学園
             社会福祉法人あけぼの事業福祉会 理事長
             (一財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 理事長
講 師 : 北 野  幸 子  神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授
講 師 : 小 林  研 介  呑竜幼稚園 理事長・園長
             佐野ストロング・スタート研究会 会長

 昼 食 ・ 休 憩  
  分科会 4コース  ( 分科会A,B,C,D から1つを選択 )
                            ( センター棟 各分科会の指定教室 )
  14:00 ~ 16:30
分科会 A      
『 子どもを取り巻く「環境」の可能性を探究する 』
~園庭の水たまりから、子どもがいきるまちづくりまで~
  研修俯瞰図番号:E4 
幼児教育の基本である「環境」について、おふたりの専門家からそれぞれの視点でお話いただきます。
炭谷先生は身近な園庭で遊ぶ子どもの姿から、山岸先生は園庭を超えた”まち”の視点で。
具体的な事例を通して、子どもが出会う「環境」の意味や価値を多角的に考えることで、より豊かな保育への可能性を探ってみませんか。
講 師 : 炭谷 将史  花園大学 社会福祉学部 教授
       山岸 日登美   まちの保育園・こども園ペタゴジカルチーム ディレクター

分科会 B      
『 今、この瞬間の保育 つなぐ つながる つないでいく 』
~共感的理解・問いのある保育を探る~
研修俯瞰図番号:D1
保育の質を深めるって、どのようなことでしょう。主なポイントを3点挙げてみます。
具体例や、「保育の化学変化」について、当日、お話の中で触れます。楽しみにして下さい。
①子どもが「主体的・対話的で深い学び」の経験をする
②保育者が、子どもに「共感的理解」を示す
③保育者と子どもが「問いのある保育」を楽しむ
発達研究グループの教員も話し合いに仲間として参加します。共に考え合いましょう。2学期、3学期の確かな成長は、保育の質が深まることと大いにつながると言えましょう。
今夏、皆様にお会いできるのが楽しみです。子ども談義に大いに花を咲かせたいですね。 
 講 師 : 髙橋 かほる  聖徳大学 (元)教授 (現)非常勤講師
                世田谷区乳幼児教育アドバイザー
      水越 美果    (元)横浜隼人幼稚園 園長
      木暮 真紀    冨士見幼稚園 主任教諭
分科会 C      
『”幼保小連携”どうやってるの??』
~事例を通した、幼保からの発信~
研修俯瞰図番号:F1
幼保小連携は架け橋プログラムのカリキュラム改善・開発のステージにシフトしています。
ここではその具体的な事例を通して、どのようにカリキュラムを構成していくのか、その根拠ともなるエマージェント・カリキュラムにも触れながらお話していきます。
また、幼保小を貫く、探究=「主体的・対話的・深い学び」についても触れながら、小学校とどのように連携していくかを一緒に考える時間にしていきましょう。
 講 師 : 佐藤 康富  東京家政大学 短期大学部 教授
分科会 D
『 AIの道しるべに”私のまなざし”を加える保育 』
~保育者の感性こそがAI時代の”質”を高めるカギ~
研修俯瞰図番号:B1
働き方改革は、保育の質を高めるための大切なきっかけ。向山こども園では、AIの力も借りながら、保育者が子どもと丁寧に向き合える”時間”を生み出す工夫に取り組んできました。その実践と試行錯誤から、AI時代の保育のあり方を考えます。
 講 師 : 木村 創  学校法人仙台こひつじ学園 認定向山こども園 副園長

◆分科会Dオプショナル園見学ツアー
分科会Dに参加される方は、8月8日(金)実施の「仙台・向山こども園見学ツアー」に申し込むことができます。
このツアーは、分科会Dで学んだ理論と向山こども園での実践とを結びつけ、参加者が自園での実践に具体的なイメージをもっていただくことを目的としています。
【場 所】 
学校法人仙台こひつじ学園 認定向山こども園
〒982-0832 宮城県仙台市太白区八木山緑町21-10
【日 時】
 2025年8月8日(金)9:00~14:00
  9:00 仙台駅集合
 14:00終了(希望地で解散予定 青葉城跡/仙台駅/仙台空港)
【定 員】 先着30名
【参加費】 4,000円(税込) 
 参加条件をご確認ください  ⇒  ◆認定向山こども園見学のご案内
16:30 ~    閉講式    ( センター棟 各分科会の指定教室にて )
第117回新幼児教育講座 申込要項
【開講日】
2025年 8月6日(水)
【会 場】 ※会場アクセス 
国立オリンピック記念青少年総合センター
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3番地1号
【定 員】
300名(全コース合計)
【受講料】
一般 全コース共通 12,000円(税込)
学生 全コース共通  8,000円(税込)
分科会Dオプション追加料金 4,000円(税込)
【締め切り】
2025年 7月21日(月)
各コース定員になり次第、申込を締め切らせていただきます             
【申込方法】
①下記申込フォームより必要事項をご記入の上、お申込みください
 送信完了後、受付完了メール(自動配信)をお送りします
*受信拒否設定等をされている方は、あらかじめメールを受信できるように設定変更をお願いします。
*Gmailをご利用の方は、Gmail側の機能によって迷惑メールやゴミ箱等の受信トレイ以外の場所へ自動的に振り分けられている場合があります。 

②銀行振込にて受講料をご送金ください
 
【受講料納入方法】 
◎ 銀行振込
  三菱UFJ銀行 高田馬場駅前支店 普通預金
  口座名義 : 公益財団法人 幼少年教育研究所
  口座番号 : 0217467
  受講料支払いに係る手数料等は恐れ入りますが受講者様にてご負担ください
*受講料の入金をもって【申込完了】となります。
*受講料納入の確認ができましたら、「受講票」「領収証」等をお送りします。 
*お振り込み後の返金はできませんので、あらかじめご了承ください。
*代理の方が受講される際は、事務局までご連絡ください。
【問い合わせ先】
公益財団法人 幼少年教育研究所
 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-2-15-410
 電話:03-3208-8671(代表) 
 FAX:03-3208-8672
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